懷いを遣る 杜牧

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遣懐
落魄江湖載酒行
楚腰繊細掌中輕
十年一覺揚州夢
贏得靑樓薄倖名

懐いを遣る
江湖に落魄して酒を載せて行く
楚腰繊細 掌中に軽し
十年一たび覚む 揚州の夢
贏ち得たり 青楼薄倖の名

現代語訳

江南で身を持ち崩して酒びたりの毎日。

女たちのたおやかな腰の感触、
手の平に軽く載るようだった。

揚州で過ごした十年間は夢のように過ぎ去った。

残ったのは浮気男の評判ばかりだ。

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解説

赴任先の揚州で、酒びたり女びたりな放蕩生活を送った、
その当時のことを思い出しているのです。

懐かしさ、ほろ苦さ、二度と戻らない若かりし日々。
いろいろな思いが渦巻いているかんじです。

杜牧「揚州の韓綽判官に寄す」
↑揚州時代の友人に、なじみの芸妓の消息を尋ねている詩。「二十四橋名月の夜」の句が光ります。

永井荷風「墨上春遊」
↑初句「江湖に落魄して酒を載せて行く」を、永井荷風が本歌取りしています。

朗読:左大臣

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